2017年12月20日 |
最近は「有機野菜」(オーガニックと言われるもの)がスーパーに並ぶようになりました。
無農薬で化学肥料を使わずに肥料は有機のもので育てられた野菜ということでこちらを選択されている方もいるかもしれません。
しかし、有機野菜とは別に農薬はもちろんのこと有機肥料も全く使わない「自然栽培で作られた野菜」があるというのを知っていますか?
自然栽培は「自然界を眺めれば、人為的に肥料を施さなくても木々や草花は生長していて、野菜が虫や病気に脅かされる原因は人為的に施された肥料による」という考えです。
つまり、「タネ」と「土」のエネルギーを信じて、「甘やかさない」で野菜を育てる農法です。
そうする事で野菜は養分を吸収するために大地に根をしっかりと広げて丈夫に育つのです。
野菜の腐敗実験によると、「一般の野菜」や「有機の野菜」は「腐りやすい」のに対して「自然栽培」で育てられた野菜は腐らずに「枯れる」か「発酵」するという特徴があります。また味は有機野菜に比べて素朴で自然の甘みがあるような感じです。
自然栽培で育てられた野菜はまだまだ少ないですが、「自然農法」で育てる農家さんも徐々に増えているみたいです。
肥料も与えずに育てられた「野生の野菜」(!?)は「銀座ナチュラルハーモニー」というお店のレストラン部門『日水土』で食べられます。
『Natural Food自然の野菜は腐らない』河名秀郎 朝日出版社 参考