小麦に含まれる「グルテン」が腸を傷つけて腸内環境を悪化させます。
なぜなら「グルテン」は人の消化酵素ではなかなか分解できないたんぱく質だからです。
グルテンを構成する「グリアジン」が腸粘膜をつなぎとめているタイトジャンクションを開けてしまうゾヌリンを増やし、リーキーガット症候群を引き起こします。
そして、そこからアレルゲンが体内に侵入してアトピーがひどくなるのです。
リーキーガットの原因は小麦だけではなく、添加物や農薬などの化学物質、抗生剤、ストレスなど様々な要因がありますが、小麦に含まれる「グルテン」の影響が大きいと言われています。
結果、アトピーだけではなく、「バセドウ病」、「リウマチ」、「潰瘍性大腸炎」などの自己免疫疾患も引き起こす原因になります。
小麦の問題
①遺伝子組み換えで昔の小麦ではなくなっている
②グルテンにはモルヒネ様作用があり、中毒性がある
③収穫後にかける農薬や漂白剤の問題もある
④製粉による過程で熱をもつことによってたんぱく質の変性が起きる