2017年7月12日 | 佐倉市,整体,佐倉市臼井駅のひだまり,夏の睡眠術,快眠 |
人の一生を80年、1日の睡眠時間を8時間と仮定すると、人生のおよそ3分の1、24年もの年月を眠って過ごしていることになります。なんだかもったいない気もするのですが、“睡眠”はそれだけ大切なことだともいえますね。
睡眠には日中の脳や体に溜まった疲れを回復する「疲労回復」、起きている間に知りえた情報を整理し記憶する「記憶の整理」、成長ホルモンを分泌して「怪我や肌のダメージを修復」、夢を見ることで「ストレスを発散させる」などの大事な役割があり、『睡眠を制するものは人生を制する』といっても過言ではないくらい、起きている間の生活を左右する重要な行為なのです。
しかし実際は、布団に入ってもなかなか寝付けない、夜中に何度も目覚めてしまう、といったお悩みをよく耳にします。とある調査による本人の5人に1人が不眠に悩んでおり、60代以上ではなんとおよそ3人に1人!中でも夏は睡眠を邪魔する要素が多く、特に不眠になりやすい時期とされているので注意が必要です。
人は眠りに落ちるとき、体の深部温度が下がるようになっています。しかし熱帯夜では周りの気温が高いために体温をうまく下げられず、眠りにくくなるので、室温のコントロールが欠かせません。クーラーを日中よりやや高めの27℃くらいに設定し部屋を涼しくしておくか、苦手な方は扇風機を上向き・首ふりにして空気を循環させましょう。併用でもOKですが、どちらも直接風が当たらないように気をつけてくださいね。
また「頭寒足熱」と言われるように、頭が涼しいと眠りやすくなります。保冷剤や冷却ジェルなどをタオルにくるみ、後頭部に当たるように置いておくと手軽に効果が得られますよ。
夏の睡眠不足は夏バテや夏風邪、熱中症などに直結しますので、質のいい睡眠をしっかりとるように心がけましょう!