2018年3月5日 | わら,佐倉市ひだまり整骨院,船越康弘,重ね煮,風楽 |
先日、自然食を提供している民宿「わら」の船越康弘先生(料理家)の実習会に参加してきました。
私は「身体の使い方を変えれば人生が変わる!」とは常々言っておりますが、
船越先生は「食べ物を変えれば人生が変わる!」と言って居られました。
人の身体は100%食べたものからできているとのことです。
先生の作られる「わらのごはん」の基本は『重ね煮』と言われるものです。
重ね煮は、「塩」と「野菜」だけで作られます。
そして、重ね煮は、「野菜を重ねる順番」がきまっております。
葉っぱなど上に伸びるものは下に、根菜など下に伸びるものは上に。
これらを土鍋にふたをして弱火にかけると、上に上がろうとするものと、下に下がろうとするもの性質がなじんでお鍋の中で仲良くなるのです
<重ね煮の手順>
1、鍋の底に塩を均一にひとふりします。
2、材料を図のような順に鍋の中に重ねます
3、野菜を重ねた後に、一番上に塩を均一にひとふりします。
必ずふたをして「とろ火」でゆっくりと煮込みます。いい香りがしてきたらできあがりです。
<重ね煮の特徴>
1、砂糖も化学調味料も使わないで野菜が本来持っている「うまみ」を引き出すことができる。
2、水を一滴も使わないので1週間程日持ちがする。
重ね煮を元にして、「お味噌汁」や「豆腐ハンバーグ」など色々な料理に使えます。
お味噌汁は水とお味噌を加えるだけで、出汁を摂らなくても美味しくできますよ♪